経営者の器「良い人材」が育たない原因

社員

経営者のお悩みをおうかがいしていると、はじめは商品やサービス、今後の事業計画についてのお話しだったりするのですが、何度かお会いし、定期チェックを受けていただいていくうちに、結局最後は「人」の問題に辿りつく事が多いなとつくづく感じます。これは会社員の方も同じです。

 

「社員が育たない。」「良いスタッフがいない。」「仕事を任せられない…。」

あなたも一度はそんな風に思ったことがあるのではないでしょうか?

 

マネジメント要素の中で、リーダーがとても気を使う項目があります。

それは、担当者の能力を把握すること。能力と一言でいっても、単に技術的な職能だけではありません。コミュニケーション能力、折衝能力、協調性、管理能力…などなど。適材適所に業務を割り当て、状況を管理し、業務を遂行し、結果を出していくことが求められます。

 

結果が出ないと、従業員や部下に対して苛立ちを感じながらも、「自分の器を大きく見せたい!」といったプライドがあるためか、「自分だけが頼り。自ら率先して身を粉にして働き、人には優しく自分に厳しく。」と頑張りすぎている経営者・リーダーが多いのです。表向きは「自分のマネジメント力が足りない。」と謙虚な言葉を選び、自分を責めているのですが、心の底では人を責めています。そんな経営者やリーダーには、一つの共通点があります。

 

まずは面談でのお話しの流れ・・・。

一見、穏やかそうに見えるのですが、お話しの途中、ところどころで語気が荒くなり、怒りを抱えて苦しんでいらっしゃる様子がうかがえます。

上手くいかなくなる原因は怒りを抱えてしまっているからなのですが、その怒りを抱えてしまう根本原因は、常に人との比較で自分の価値を判断している癖がついてしまっている事があげられます。

 

この「人との比較が、価値の判断基準になっている。」という事にまずは、気づくことが問題解決の第一歩です。そしてその癖を克服するための訓練を続けていけば、同じような悩みを繰り返してしまう事がなくなり、様々な悩みを克服できるようになるので、自分の成長を実感でき、仕事だけでなく、日常生活でも充実感を得られるようになっていくのです。拗ねる

「自己顕示欲が強く、格好をつけている。」などと周囲から言われたくない…ですか?もっとスマートに「わぁ~スゴイ!」と認めてもらいたいのは、あなただけではありません。なので肩ひじを張らなくても大丈夫です。

 

そういった感情は、本人は上手に隠しているつもりでも、従業員や周囲の方には気づかれています。あなたより年上年下といった年齢なども関係ありません。そして、長くお付き合いのあるお客様にも、見抜かれているという事実を認めてしまいましょう!そのうえで、あなたとお付き合いをしてくださっています。

そしてそれでも、周囲の人はあなたから離れていきません。なぜなら、あなたには他の人にはない魅力が十分にあり、いいところが沢山あり、それを皆が知っていて認めているから大丈夫なのです。信じられませんか??

 

あなたから人が離れてしまうとしたら、人が育たず、変な人が集まってしまうのは、あなたが周囲の人を見下しているから…。あるいは、あなたが人を遠ざけたいと思っているからではありませんか?

 

時々、あなたを支えてくれるはずの従業員やビジネスパートナー、さらにはあなたを信頼し、あなたの商品を購入してくれたお客様に対し、まるであなたの敵のような言動をされる経営者やリーダーがいらっしゃるのが不思議です。

経営者やリーダーの意に反する反応を示すように見える人たちがどうにも許せないらしく、「潰してやる」とばかりに、周囲にはわからないように、こっそりと嫌がらせをする経営者やリーダーに、人がついてくるはずもないですよね…。

 

気に入らない、悔しい、辛いといった気持ちは理解できますが、もっと冷静に意見を分析して、前向きな改善ができるようになれると、どんどんあなたの味方やファンが増え、「良い人材」にも恵まれていきます。とはいえそれが難しいようなら、今の自分の器を自覚し、無理をしないで休息することも、今のあなたには必要なことなのかもしれません。

ビル夜間

 

タロットリーディング定期コンサルでは、最終的にはご自身の本音といいますか、潜在意識で抱えているものが表に表れ、「特別でいたい。」「存在を示したい。」「認められたい」「勝ちたい」「必要とされたい」といった素直なお気持ちを、ちょっと恥ずかしそうに、自ら話されるようになります。

 

すると気持ちが楽になり、どこか意固地になっていたところが柔らかくなって、これまでの自分とは違う感覚で冷静に見つめはじめます。この段階に入ると、自然と言動がかわり、お仕事はもちろん、プライベートの問題も一気に解決の方向に向かっていくことは、ごく普通にあることです。

 

「あなたが求める優秀な人材」は、会社やあなたの知名度、職場環境などを少なくとも一番には考えていません。あなたと同じように、自分の能力を、最大限に発揮でき、自分を必要としてくれる人と場所を心の底から求めているのではありませんか?

 

その「理想の誰か」のために、人が育ち、能力が発揮できる場所と言葉を準備してあげてくださいね。あなたが経営者・リーダーの器と知っているなら、諦めずにもう一度、あなたの理想とする人材を心の底から求めてみましょう。

 

今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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この記事の著者

松本 沙紀脱派遣!キャリア相談&起業準備支援カウンセラー

『脱★派遣!専門カウンセラー』派遣社員&会社員のためのキャリア相談、派遣社員からの起業準備支援を行っております。一人起業家のためのWebプロデューサーとしても活躍中。

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コメント

  1. 経営者の人間の器が、本当のボトルネック。

    まさに、おっしゃる通り。

    ノウハウやスキルは、比較的簡単に修正や改善ができますが、
    この人間の器を変えるには、本格的なコーチングというか、
    メンタリングが必要です。

    それも、絶対的信頼感がコーチやカウンセラーとクライアント
    の間に出来ていないと、すぐに破綻します。

    コーチには、嫌われることを覚悟で、クライアントを深く
    信頼し関わる忍耐力が試され、

    クライアントには、度重なるダメだしに腐ることなく、素直な
    実践と改善を結果の如何に関わらす、継続していく信念が試さ
    れます。

    後、もう一つの大きな問題は、経営者が抱えるスコトーマの
    視点です。

    ホリエモンの口癖として一時流行った、『想定内』という視点
    で、今の日本の経営者を見ると、

    東北大震災で未曾有の原発事故を発生させ、すべてを『想定外』
    として、責任逃れをし続けた東電経営者の姿が重なります。

    残念ながら、これからの経営は、『想定外』を含めてリスク管理
    ができないと、存続は難しいと思います。

      • 松本 沙紀
      • 2017年 3月 29日

      マレーの虎様

      改めまして、深く考えさせられるコメントをくださり、ありがとうございます!

      まさに「人は自分が認識しているものしか認識できない。」というスコトーマ。
      せめて、自らの耳と目をふさぎ、周囲の状況をあえて見えなくしてしまうことのないよう、
      人との素直な関わりを持てるように工夫していきたいものですね。

      仰るとおり、”忍耐力””信頼”これぞ人としての器を試されるキーワードですね。
      キーワードに縛られては本末転倒ですが、時に触れ、自分の中に落とし込んで
      いきたいと感じております。

      「想定外」は今後、普通に起こる現象なのかもしれません。
      今までとは違った、世の中の動きを感じずにはいられない方も多いのではないでしょうか。

      改めて今後の「生き方」「在り方」を考えさせられます。

      今後ともどうぞよろしくお願いします。

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